《初心者向け》箏の歴史や成り立ち、流派についてわかりやすく解説!

歴史

「箏ってなんだろう?成り立ちは?」

「小学校の時に習ったけど結局よく分からない、、」

「日本らしい音楽を海外の人に伝えたいけど分からない、、」

そんなふうに思っている方はいませんか?

このサイトは、箏の歴史について興味のある初心者の方向けに情報を発信しています!

一から箏について学んでみたいと思っている方は、必見です!

 

この記事を最後まで読むことで、箏に関する基本的な歴史を知ることができます!

 

*目次

1 箏とは何か?

2 箏の起源

3 現代までの箏の歴史

4 箏の流派とは?

5 生田流・山田流の違い

6 まとめ

 

 

  1. 箏とは何か?

みなさんは「箏(こと)」という楽器を知っていますか? 

お正月の音楽や和風のBGMで耳にしたことがあるかもしれません。

でも、「琴(こと)」との違いや、どんな歴史があるのかを知っている人は少ないのではないでしょうか?

実は、箏は日本の伝統楽器の一つで、13本の弦を持つ弦楽器です。

演奏するときは「爪(つめ)」というピックのようなものを指にはめて、弦をはじいて音を出します。

長い歴史を持つ楽器ですが、今でも多くの人に親しまれています。今回は、そんな箏の成り立ちや歴史、流派について、初心者にも分かりやすく解説します!

 

  1. 箏の起源

箏は、もともと中国の「古筝(こそう)」という楽器がルーツとされています。

奈良時代(約1300年前)に日本に伝わり、宮廷の雅楽(ががく)で演奏されるようになりました。

当時は貴族が楽しむ高級な楽器でしたが、時代とともに一般の人々にも広がっていきました。

また、「琴(こと)」という言葉はよく聞きますが、実は「箏」とは別の楽器です。

「琴(きん)」は6本の弦を持つ中国由来の楽器で、日本ではあまり演奏されていません。

一方、「箏(こと)」は13本の弦があり、日本独自に発展した楽器です。

現在、一般的に「こと」と言うと「箏」を指すことが多いです。

 

  1. 現代までの箏の歴史

平安時代(約1000年前): 貴族の楽器として発展

平安時代には、宮廷の中で箏を演奏する文化が広まり、教養の一つとされました。たとえば、『源氏物語』には、主人公の光源氏が箏を弾くシーンが登場します。

この頃、箏は特に上流階級の女性に親しまれました。

 

江戸時代(約400年前): 一般の人々にも広がる

江戸時代になると、「八橋検校(やつはしけんぎょう)」という音楽家が登場し、今の箏の基礎を作りました。

彼は、それまでの雅楽の演奏方法とは違う、新しい箏の曲を作り出しました。

その代表作が『六段の調(ろくだんのしらべ)』です。

この時代から、箏は武士や町人にも親しまれるようになりました。

 

明治時代(約150年前): 西洋音楽との融合

明治時代になると、西洋音楽の影響を受けながらも、箏は新しいスタイルを生み出しました。

宮城道雄(みやぎみちお)という作曲家が登場し、彼の代表曲『春の海』は、今でもお正月などでよく演奏されます。

 

現代: 世界に広がる箏の音色

今では、伝統音楽としてだけでなく、ポップスやジャズなどの音楽と組み合わせた新しい演奏も生まれています。

学校の音楽の授業でも習うことがあり、若い人たちにも親しまれています。

また、海外でも日本の伝統楽器として注目され、多くの演奏家が活躍しています。

 

  1. 箏の流派とは?

箏には、大きく分けて 「生田流(いくたりゅう)」 と 「山田流(やまだりゅう)」 という2つの流派があります。

これは、演奏方法や音の出し方の違いによるもので、どちらの流派も素晴らしい伝統を持っています。

 

  1. 生田流・山田流の違い

それぞれの流派の特徴を、簡単な表にまとめました。

 

項目 生田流 山田流
創始者 生田検校 山田検校
演奏スタイル 優雅で流れるような音 力強くはっきりとした音
爪の形 角ばっている 丸みがある
使う楽譜 縦書き 横書き
代表曲 「千鳥の春」「春の海」 「夜々の星」「さくら変奏曲」

 

生田流はなめらかな音色が特徴で、女性に人気があります。

一方、山田流は語り(歌)と一緒に演奏されることが多く、迫力のある演奏が特徴です。

どちらの流派も、日本の伝統音楽を支えてきた大切な存在です。

もし箏を習いたいと思ったら、自分の好きな音色の流派を選んでみるのもいいですね!

 

ちなみに私は生田流で演奏をしており、優雅で流れるような曲が多いのが印象的です。

弾いている自分も曲に身を任せリラックスできます。

 

また、爪の形が角ばっていることから、箏に対して斜め45度で座って演奏をすることで、爪の角張った部分を弦に当てられるようにしています。

対して山田流は箏に対して垂直に座るため、流派によって舞台上での見え方が変わる点も興味深いですよね!

 

  1. まとめ

・箏は、奈良時代に中国から伝わり、日本独自の発展を遂げた伝統楽器

・平安時代には貴族の間で広まり、江戸時代には八橋検校によって一般の人々にも親しまれるようになった。

・明治時代以降は西洋音楽との融合が進み、現代では世界中で演奏されている。

・箏には 「生田流」 と 「山田流」 という2つの流派があり、それぞれ異なる特徴を持つ。

 

箏の音色は、私たち日本人の心に深く響くものがあります。

もし興味を持ったなら、ぜひ実際に演奏してみたり、演奏を聴いてみたりして、日本の伝統文化に触れてみてください!

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